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種ジャガイモの保管

2023年6月 右下が種芋。上に並んでいるのが、この種芋から収穫できたジャガイモたち。

今年の春に購入した3キロの種ジャガイモから、15キロくらいのジャガイモが収穫できた。
プロの農家さんだと、どうやら種芋の10倍くらい収穫されるそうだけど。
正直 初めての栽培にしては、自分で思っていたよりもたくさん採れたので嬉しい!

育てた品種はグラウンドペチカ。覆面レスラーを連想させる姿から、デストロイヤーという別名もある。

インターネットで調べたところ、休眠期間は3ヶ月くらいではないかと思われる。

6月8日〜19日に収穫したので、9月下旬に秋植えするとしたら、芽出しが間に合うかどうかギリギリの感じかな。
とりあえず秋植え用の種ジャガを、カビさせたり腐らせたりしないように夏の間保存しないとね。

ジャガイモ栽培をしている方のブログを数々拝見したけれど、保管方法は人によって少しずつ違っていて、どうしようか迷う。
一応 基本的には、暗くて涼しく風通しの良いところで、湿り過ぎはダメ。でも、そこそこの湿度を保つとよいらしい・・・。

って、これ結構 真夏の一般家庭では難易度高くないですか?
納屋とかがあるお家ならいいんだろうけど。

「ここだ!」と思える保管場所が、残念ながら我が家では思い浮かばない。
じゃあどうするか。

やっぱりこういう場合は、

リスク分散するしかないでしょ。

という結論に到達。

全ての種ジャガを同じ場所で保存して失敗したら、せっかくの芋が全滅する危険がある。
ならば3箇所くらいに分散して、生き残る可能性を高めたい。

ということで選んだのは、以下の3箇所。

①段ボールに入れて 自宅の普段使っていない1階の部屋で保管
←雨戸を閉めていることが多いので、暗い。1階は2階の部屋よりも夏の日中の気温上昇がマシ。

②自宅の1階洗面所の床下収納
←①の部屋よりさらに気温は低そう。ただし風通しは悪い。なおかつ日用品の収納場所になっているため、入れられる種ジャガの量はとても限られる。

2023年7月14日 穴の四角に立ててあるのは目印のための竹

③畑の土の中
←40センチほどの深さの穴を掘って埋める。9月に掘り起こした時に、芋を傷つけないように、そして掘り残しがないように麻袋に入れた。
3箇所のなかでは1番涼しいと思われる。
ただし、豪雨などがあった場合に水没して腐敗する可能性があるかも?

実は、今回グラウンドペチカ以外にも種芋として保存したジャガイモがある。
それは、デジマとインカのめざめ。

デジマは、2021年の秋にタネ芋を購入して植えたもの。
ただし、芽かきのタイミングが悪かったのか、芽かきをした途端に数日で全ての株が枯れてしまって、そのまま放置。
ズボラっぷりが露見するようで恥ずかしいけれど、もう芋まで腐ってしまったものと思ったから、放ったらかしにしていた。

デジマを植えた場所は、今の畑から100メートルくらい離れているのかな。
ふだんは足を運ばないのだけれど、たまたま今年の5月ごろ見に行ったら、なんと消えたと思っていたデジマが旺盛に茂っている!

そしてデジマの畑へ行く途中には、友人が昔植えたインカのめざめの掘り残しも繁茂していた。

6月になってから両方とも収穫し、デジマは①と②に、インカのめざめは③に保管した。

ところでこの2種類のジャガイモの休眠期間だが、デジマが約60日、インカのめざめは約30日と結構短い。
両者とも畑に放置されたまま、毎年成長を繰り返していたと思われる。
ならばいっそ畑でも保管してみよう!と思いつき、一部は収穫後すぐに畑に植え戻してみた。植えた深さは5〜10センチくらいかな。

保管したもの、畑に植えたもの、それぞれ秋になってどうなるか楽しみ。
みんな生き残ってくれたら嬉しいな。

⭐️この後、8月下旬に種芋を確認してみた結果はこちらの記事に書きました。
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【秋ジャガイモの芽出し】

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