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アシナガバチのバグホテル

竹を伐っていると、使い終わったアシナガバチの巣に出会うことも。

竹やぶを伐り始めたのは、2021年10月末から。
そのタイミングは別段選んだものではなくて、たまたまそうなっただけなのですが、偶然とは言えとても良い季節に始めたと、今から振り返ると思います。

暑くも寒くもなく、過ごしやすい陽気。
でもそれ以上に、何といっても虫たちがいないことが、作業する時にありがたいのです。

10月末なら、アブも蚊もほぼ居ません。
蜂もたいてい活動が終わる頃です。

最初の竹やぶ伐採期間は、前述した通り2021年10月31日からスタートして、2022年の5月23日頃まで。
5月下旬から2022年の12月頃までは、いったん休止していました。

なぜ5月下旬でやめたのか?
それは、竹やぶの入り口付近にアシナガバチが巣を作ってしまったからです。

上の写真は2022年4月中旬のもので、竹やぶの入り口から奥の方を撮った画像です。
画面の左側に白線で囲っているのは、伐り出した雑木などを積み上げてある場所。

作業の邪魔にならないように、なるべくまとめて積むようにしていたのですが、これが仇になりました。

なんとここに、アシナガバチが巣を作ってしまったんです。
気づいた時には、既に手遅れ。
この伐採木の山の周りをブンブンと無数のアシナガバチが飛び回っていて怖くて近寄れない。

巣の位置を正確に確認することはできませんでしたが、この積み上げられた木々の隙間から働きバチが忙しく出入りしていました。
巣の場所が分からないからなお一層、近くを通るのは危険だな〜と思い、冬が来るまで竹やぶへは入らず仕舞いでした。

今年はそれに懲りて、入り口に伐採木を積まないようにしました。
そして、まだ作れていないのですが、アシナガバチのためのバグホテルを作ろうと思っています。

去年は、先ほどの写真の場所以外にも、畑の通路や畝の上に作られてしまいましたから・・・。
今年は、畑の端の方にアシナガさんの巣を誘致すべく作戦を練っております。
刺されるのは避けたいけれど、彼らは青虫を獲る狩人バチですから、畑の周りにいてくれると心強いんですよね。

バグホテル、上手くいくといいなぁ。
そのうち結果をご報告しますね。

去年の5月。畝に作られてしまったアシナガバチの巣と女王蜂。
一所懸命に巣を守る姿が健気でした。

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