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道法さんの垂直仕立て

最近よく見ている自然栽培のYoutube番組で、度々耳にしたのが「どうほうさんの すいちょくじたて」という言葉。

何だろう?とずっと気になっていたので調べてみましたら、道法正徳さんの「野菜の垂直仕立て栽培」という本に辿り着きました。
なんとKindle版なら無料!ということで、即レンタルさせて頂きました。

「垂直仕立て栽培」とは、野菜を支柱に結びつけて、地面に対して垂直方向に育てていく栽培方法なのですが、正直に言うと最初は少々抵抗を感じました。
だって、しっかり縛りつけたら、風通しが悪くなるのではない?
日が当たりにくくなるんじゃないの?
それに私の中には、植物は自然にわしゃわしゃ横に広がって茂っている方が健やかだと感じるような、無意識の「常識」みたいなものもありますし。

でも、垂直仕立てで育てることの理由や利点を読み進めるうちに、これはとても理にかなった栽培ほうだと納得してしまったのです。

なによりも、肥料を与えると病虫害が出やすくなることのメカニズムに納得。
なるほどねー!そういうことだったのか!!と。
(因みに道法さんの垂直仕立て栽培では、肥料・農薬・除草剤は使わないことを前提とされています。)

読み終わる頃には、この「垂直仕立て」を試してみたくて仕方がなくなってしまいました。

だって、ただ垂直に仕立てるだけで、そら豆にアブラムシがつきにくくなるとしたら・・・
ただ垂直に育てるだけで、ニンニクの食味もサイズもアップするとしたら・・・

ただ垂直に育てるだけで、野菜の食味が良くなり、収量が多くなり、病虫害が出にくくなるという画期的な栽培法。
もうこれは、試さずにはいられないじゃありませんか!

さっそく、母の家庭菜園へ向かったことは言うまでもありません。

左からソラマメ2列とニンニク1列

ニンニクとそら豆を、麻紐で垂直仕立てにしてきました。
今後の生長が楽しみです。

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