ブログ,  竹やぶのこと

ウワミズザクラとイヌザクラ

2023年4月11日

また1つ、「生えていたら嬉しいな」という木を竹やぶ開拓跡地で見つけた。
それは、ウワミズザクラ。
ちょっと分かりにくいけれど、写真中央のヒョロっと幹の細い木がそれ。

学生の時の樹木学実習で、「ウワミズザクラの実は、果実酒にするととても美味」だと聞いて以来ずっと気になっていた木。
四半世紀を経て、やっと出会えた。

正確に言うなら、以前にも見かけたことはあるにはあった。
あったけれども、他所さまの敷地に生えていたりして、実を採って良い木に出会うチャンスがなかったのだ。

因みに、ウワミズザクラによく似ている木でイヌザクラという木がある。
イヌザクラとウワミズザクラの見分け方は、花(花序)の下(=花軸の根元)に葉っぱがついているかどうかでわかるらしい。

今回見つけた木は、花は少し咲いているものの、地上からは大分高い所にあるため、果たして花軸の根元に葉があるかどうか、肉眼ではなかなか判別できない。

というわけで、下からスマホカメラのズームで画像を撮って確認してみる。
ウーン。どうやら、花序と枝の間に葉がありそうな様子。たぶんウワミズザクラだろう。
けれど、いまひとつ確信が持てないので、あとで検索できるように、念のため小さな枝をもらって帰ってきた。
キッチンペーパーに挟んで、さらにそれを手帳に挟んで持って帰る。

たぶんウワミズザクラ

あとは、学生の時から愛用しているこちらの本で調べるのみ!
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調べた結果、やはりウワミズザクラで間違いなさそうだ。

そしてナントナント!
その後、イヌザクラらしき木を畑の南側斜面で発見した。
こちらは花を全くつけていなかったので、ウワミズザクラ同様、小さな枝を頂戴してきた。

イヌザクラ(と思われる)

ウワミズザクラとイヌザクラでは、葉っぱの形と鋸歯の形に微妙な違いがある。

なお樹皮の色も違っていて、ウワミズザクラは紫褐色、イヌザクラは暗灰色だと書かれていたので、写真を撮って比べてみた。

ウワミズザクラ
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左は太い幹の樹皮、右は若木(枯れていた枝)。若い枝は紫色がかっている感じ。

イヌザクラ
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太い幹も、細い枝も同じ色をしているように見える。

個人的には、樹皮の色よりも葉で比べた方が分かりやすいかな。
もちろん一番分かりやすいのは、花軸に葉があるかどうかだけれども。
それが確認できない時は、葉で見て。
だいたい当たりをつけてから樹皮の色で、「やっぱりね」と最終確認する。みたいな流れだろうか。

ところで、今あるウワミズザクラは花がかなり上の方にしかついていないし、花の数も少ない。
幸運にも、ウワミズザクラの若木をまだ他にも見つけることができたので、彼らが実をつけるくらい大きくなるのを待ってから、果実酒を仕込むとしましょうか。

まだ数年先の話かなぁ。気の長いことだわ。

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