シノダケ密林 伐る道具
さぁシノダケ林を開拓するぞ!と決めたは いいものの・・・。
実際に竹やぶを一目見た途端、「出来るのかぁ⁉︎」という疑念が早くも込み上げてきましたよ、正直なところ。(笑)
それでも、とりあえず今までのところ4ヶ月間、伐採作業を続けてこられたのは何故なのだろう?
それはひとえに、未来の庭の姿をあれやこれや思い描き、夢見ることができているからのような気がする。
「刈り払い機を使えば一気に刈れるかもしれない」。
最初にこのシノダケ林を目の当たりにしたときは、実はそんなことを考えていました。
だからまずは刈り払い機を使ってみたわけなのですが、これが使いにくいこと この上ない。
なぜ使いにくかったのか?
その理由を2点、お伝えしますね。
理由その1:刈れることは刈れるのだけれど、とにかく面倒臭い。
仮払い機で切られたシノダケは、支えを無くして手前に向かって(つまり私がいる方向へ)倒れてきます。
刈り進もうと思ったら、この倒れて積み重なった竹が邪魔で前へ進むことができない。
だから、いったん刈る作業を中断して竹をどかす必要に迫られる。
そして伐採済みのシノダケをどかすためには、肩からベルトで背負っている刈り払い機を、いったん地面に下ろさなければなりません。
仮払い機を下ろして
竹をどかして
また仮払い機を背負って
竹を伐って、
ハイ、また仮払い機を下ろして・・・と
この作業をかなりな頻度で繰り返すことになり、非常に面倒臭いったら ありゃしないのです。
理由その2:シノダケを地際で切ることが難しい。
作業をする場所は、地面が凸凹していたり、立ち枯れたシノダケの根元が地上に数センチ突き出ていたりします。
そうすると当然のことながら、仮払い機の刃が地面から浮いてしまって、地面スレスレの根元近くを伐ることができない。
その結果刈り払い機で切った後は、どうしても地上部にシノダケの切り株が大量に残る形になりました。
そういう足元の悪い場所を歩いて進んでいくのは、至難の業です。
そして、仮払い機を使いながら歩いていてバランスを崩すことは、とても危険。
さらにこのシノダケの切り株群は、長靴を履いていても踏むと足裏が押されて とても痛いのです。
というわけで、竹用のノコギリ片手に、手作業で伐採を進めることに決めたのでした。