ハーブで手作り,  ブログ

セントジョンズワートで軟膏作り

物の本によると、夏至の頃に収穫するのが良いらしい。
けれども私の植えたセントジョンズワートは、夏至を約1週間過ぎて、6月30日頃からようやく沢山の花を咲かせてくれるようになった。

開花期間中は毎日のように様子を見に行って、咲いている花を見つけたら、その都度収穫してはオリーブオイルに漬けていった。

ベニシアさんの本を参考に、葉っぱも一緒に枝先7、8センチを摘んでいる。

オイルに漬けたセントジョンズワートの瓶は、明るい窓辺に置いて、最初の2週間は1日1回振っていました。

浸出油を作るなら、1ヶ月くらい漬けておけば良いらしい。

7月の終わり頃「そろそろ濾さなければ」とは思っていたのだけれど、取りかかれないままに1ヶ月が過ぎてしまいました。

漸く濾せたのは、8月29日。
濾したら濾したで、使ってみたくなるんですよね。

オイルのままだと、使うたびに垂れそうだし。ミツロウも買ってあることだし。

軟膏を作ることにしました。

浸出油を濾すまでの腰の重さとは打って変わって、そうと決めたら俄かに行動力を発揮する私。

どうせ作るなら、アロマオイルも入れてみたいので8月31日、自宅から車で約2時間かけて、大多喜ハーブガーデンさんへ。

ローズマリーカンファーとゼラニュウムのエッセンシャルオイルを購入。

その日の晩に、めでたく軟膏作りまで漕ぎつけました。

セントジョンズワートは、傷の治りを早めたり痛みを和らげたりしてくれるとのこと。

「傷」とまではいかないけれど、なんとなく常にガサガサしていて肌荒れが気になる私の手。

作った軟膏は、ハンドクリームとして使ってみようかと思う。
なにしろ沢山出来たので。

今回の軟膏のレシピは下記の通りです。
・セントジョンズワート浸出油 175ml
・ミツロウ 30g
・アロマオイル 適当

今回軟膏作りに使ったのはダイソーの耐熱ガラスの計量カップ。500mlだから少し大きいけれど、大は小を兼ねると思って。

①セントジョンズワートとミツロウを耐熱計量カップに入れて湯煎する。

②温度計でオイルの温度を見ながら、割り箸でかき混ぜる。

③60度まで上がったら火を止めてかき混ぜる。

④ミツロウが完全に溶けたら、消毒(無水エタノールで拭きました)しておいた容器に入れる。

⑤湯気が結露してしまうので、容器の蓋は開けた状態で冷ます。

⑥温度が下がってきて、軟膏の端っこがほんの少し白っぽく固まりはじめたらアロマオイルを入れて混ぜる。あとは冷えて固まるまで置いておく。

自画自賛だけど、ローズマリーの香りがほんのり香って大満足の出来栄えです。

中身が分かるように、マスキングテープに書いて貼っておきました。

浸出油や軟膏の保存期間は約3ヶ月ということだけど、なかなか使い切れそうにない分量だわ〜。

Follow me!